新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた市長メッセージ

　　全国では、地域によって新規感染者数の減少傾向や上げ止まりの傾向が見られますが、療養者数、重症者数及び死亡者数の増加が続いており、まん延防止等重点措置の期間が延長される地域もあるなど油断できない状況が続いています。

岩手県におきましては、学校、教育・保育施設、高齢者施設等でのクラスターなどにより、1月下旬から1日の新規感染者数が100人を超える日が続き、感染が拡大しています。

　奥州保健所管内の新規感染者は、家庭や職場、教育・保育施設などでの濃厚接触による限定的な感染が多く、2月中旬から増加傾向が見られています。

　市民の皆さまには、引き続き危機感を持って基本的な感染対策を徹底していただき、更に岩手県新型コロナウイルス感染症専門委員会のオミクロン株の特徴を踏まえた感染対策に関するアドバイスを参考に次の取組をお願いします。

学校、幼稚園・保育所等

・ 職員や保護者のマスクの着用、遊具等のこまめな消毒などの基本的な感染対策を徹底するようお願いします。

・ 発育状況等からマスクの着用が無理なく可能と判断される児童については、可能な範囲でマスク着用をするようお願いします。

・ 発熱症状等がみられる場合には、登校、登園を自粛するようお願いします。

高齢者施設

・ 入所者や職員の健康状態を把握・記録し、感染している可能性のある方の早期の把握をお願いします。

・ ワクチンの追加接種を希望する方には早期の接種をお願いします。

職　場

・ テレワークの活用や休暇取得の促進等により、出勤者数の削減に取り組むようお願いします。

　体調管理に十分注意し、体調不良の場合には外出や移動を控え、早期に受診するようお願いします。

　また、自宅療養中の方は外出を厳に慎み、体調不良の場合は速やかに保健所やいわて健康観察サポートセンターへ連絡するようお願いします。

　感染された方々やその家族などに対する差別、偏見、誹謗中傷は決して許されません。相手を思いやる気持ちを持ち、冷静に行動しましょう。

令和4年2月21日
奥州市長　小　沢　昌　記