新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)の 拡大(かくだい)防止(ぼうし)に 向(む)けた 市長(しちょう)メッセージ
2022年(ねん)11月(がつ)10日(とおか) 更新(こうしん)

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた市長メッセージ(令和4年11月10日)

 

新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、6月中旬から始まった第7波による感染の急拡大が9月下旬には落ち着いてきていましたが、10月中旬以降、再び増加に転じ、特に北日本においてその傾向が顕著になっています。

奥州保健所管内においても、複数の高齢者施設や医療施設等でクラスターが発生するなど、一日の新規感染者数が第7波で最多を記録した218人に迫る勢いで増えています。

政府の分科会では、第8波においては、これまでの感染者数を大幅に上回る可能性が指摘されており、更にこの冬は季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されていることから、発熱外来に患者が集中することで、医療機関の負荷が重なり、通常診療が困難になる状況が危惧されています。

市民の皆様におかれましては、改めて適切なマスクの着用や手洗い、換気などの「基本的な感染拡大防止対策」を確認し、徹底していただきますようお願いします。

市では、現在主流となっているBA.5系統に対応するワクチン接種を11月2日から開始しています。季節性インフルエンザワクチンとの同時接種も可能となっておりますので、接種を希望される方は、ご自身やご家族を守るためにも早めの接種をお願いします。

11月中旬からは、乳幼児(6か月~4歳)の接種も開始することとしています。  日本小児科学会では「全ての子どもの接種を推奨する」との見解も表明しておりますので、ぜひ、ご検討をお願いします。

ワクチンは、本人の意思に基づき接種を受けるものであり、職場や学校など周りの方への接種の強要や体質により接種できない方への差別的な扱いをすることのないようお願いします。

最後に、感染拡大による社会経済活動の停滞や医療のひっ迫を招かないためにも、市民の皆さまひとり一人が感染リスクを意識し、基本的な感染防止対策を徹底していただきますようご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

令和4年11月10日

奥州市長 倉 成  淳